準備編③は渡航先の入国要件についてだよ!
といってもカナダのみになりますが、オーストラリアについても少し調べたので最後に当時時点の情報も補足します
動物検疫所にはなんて書いてある?
まず初めに動物検疫所のページを確認してみましょう。すると、
と記載されているので、最初に大使館へ連絡してみることにしました。思い返せば最初からカナダの動物検疫所に聞けばよかった。。笑
カナダ大使館に聞く
何で大使館?そうか、大使館なら何でもわかるということか・・
とよく考えずにリンク先に記載されている駐日カナダ大使館へ電話してみたのですが、
そこでの答えは・・
それはカナダの関係機関に聞いてください
何で大使館に電話してきたの?みたいな感じの反応でした・・
*決して不愛想な感じではなく、丁寧に教えていただいたのですが、内心そう思ってたはず笑
よく考えてみればいわゆる「輸入」にかかわることなので、その管轄機関に聞くのが一番早いよなと
なので、もし何か問い合わせたい場合は、(特にカナダの場合)最初からCFIAに聞くのをオススメします!笑
CFIAに聞く
大使館に連絡して日本語で確認できれば間違いない!という、淡い希望は消え去り・・・
気を取り直して、CFIAへ確認しました
Canadian Food Inspection Agency
カナダ食品検査庁といい、日本でいう農林水産省です。
動物の輸入はCFIA管轄なので、犬に限らず猫なども同様に要件を確認することができます
ちなみにペットフードも食品に含まれるためCFIAの管轄になります
食品と同様、肉類の入っているペットフードは持ち込みが規制されており、
持ち込むためには事前の届け出が必要です
我が家は肉類の入っていないペットフードを持ち込んだよ!
しかし、入国審査の時になぜか没収されるという・・・。この話はまた別の投稿で笑
要件確認の流れ
CFIAのページのBringing animals into Canadaへ進みます
そしてページ下部にあるドロップダウンリストから該当するペットを選択します(ここではdogを選択してみます)
すると持ち込む目的を聞かれます。ここではPersonal~を選択
最後にペットの年齢を入力し、どこから来るか?でJapanを選択して完了です
要件の確認
*生後から3か月以下、3か月以上・8か月以下、8か月以上で若干記載内容が異なるので注意しましょう!
我が家わんこは生後8か月以上でしたので、選択して要件を確認すると、
When you arrive in Canada you’ll need the following:
Additional information
の大きく2つに分かれて要件が表示されます
英語が得意でなかった私たちは見るだけでゲンナリ・・・
要するに・・・?
ざっくり、
- 有効な狂犬病予防接種証明書(←日本からの場合はこっち!)、または有効な狂犬病自由国証明書が必要
*英語、またはフランス語、かつ獣医師の署名が必要 - 健康である
- 人道的な輸送(通常の航空経路でOK)
- 商業や繁殖目的でないこと(ペットの場合)
ということになります。この他、
- 入港地でのCFIAの検査(一部の動物)
- 航空会社の書類要求
- 検査料、税金、関税に関して
などの記載もあるのですが、私たちの場合はどれも準備は不要でした
とは言ったものの、当時は本当にこれだけ??事前の申し込みとかいらないの・・??
と不安が募り、
ホームページは見たんですけど、この認識で合ってますか・・??
他に何かありますか??
とCFIAに直接連絡したりしたのですが、
ホームページに書いてる通りだよー
とあっさりとした回答でした笑
つまり、要件を漏れなく満たしていれば、書かれていない特別なものはない!
ということですね
結果的にはトラブルもなく、無事に入国できたよかった・・
動物検疫所に聞く
動物検疫所にも検査予約をした際に念のため聞いてみました
ただ「こちらでは分かりかねます」という、期待外れな回答だけでした。。無念
→すみません、悪意はないです。当時は不安だったもので・・。誰か模範解答教えて!という心境でした
ここまで色々聞いて調べてわかったことは、出国要件も入国要件も、お互いの国で100%共有、理解されているわけではないということです
実際カナダからの帰国する際もそうでした
日本と渡航先それぞれを独立して考え、一つ一つ要件を満たせば大丈夫!ということですね!
補足:オーストラリアでは?
オーストラリアでは農業省(DAFF; Department of Agriculture, Fisheries and Forestry)が検疫を管轄しています。
入国要件の概要はカナダと比べてさほど差はないのですが、違う点としては
- マイクロチップの装着が義務付けられている
- オーストラリア当局へ輸入許可申請が必要(6カ月以上前!)
- 検疫費用が高額(カナダは2024年4月の時点で36CADくらい)
- 航空経路が限られる(指定業者がある)
- 日本からの輸入の場合、狂犬病予防接種については厳格規定なし(→しなくていいわけではないです)
など、これが全てではありませんが、カナダと比べてペットを始めとする動物の輸入手続きはとても厳格です
これもオーストラリア特有の生態系を守るためと考えれば当然ですね
特に我が家でネックだったのが、
オーストラリア到着後、検査施設で少なくとも10日間係留されるということです。
これはオーストラリアの入国要件を満たしているか、検査を受ける必要な期間なのですが、
居住地、滞在地から近ければまだしも、離れてしまっていると、
係留が終わるまでホテル滞在か、それとも後から迎えに行くか、考えなければいけません。
その点カナダはハードルが下がりました
*【免責】*
詳細は調べていない浅~い情報です。比べ物にならないくらい詳しく書かれている方もいらっしゃいますので、
オーストラリアを選択する際は良くお調べされることをおススメします!
まとめ
以上、準備編③渡航先の入国要件を調べるでした
ここを間違えたり見落としがあると、この先全部間違えるので私はこのフェーズが一番大変でした・・
ただこれらは国がしっかり定めていることなので、書いてあること以外イレギュラーなことは発生しない!
と信じて準備をしました。振り返れば内容は至ってシンプルですが、
色んなページを行ったり来たりしたせいで時間がかかった記憶が・・
苦労した分、何一つトラブルなく終わったときは家族にどや顔したものです笑
これらの記事が少しでも、どなたかのお役に立てば嬉しいです!
次回は準備編④フライト予約です!